汳ゥ日新聞 若いママ向け南アルプス市の子育てサークル『ロマスタ』3年!! 「地に足の着いた発想」評価も。 子育てはしっかり、でも自分自身もあきらめたくない―。ママたちが南アルプス市で子育てサークルを始めて、間もなく3年。 今風の個性的なファッションを楽しみながら、食育もする「まじめさ」で、同世代だけでなく専門家の評価も集めている。 「今時の若い子風」の一団が、小春日和の秋の休日、畑にしゃがみ込んで手を動かしていた。 傍らでは、小さな子どもたちが虫を見つけて歓声を上げる。 「『食育』が今年の目標だったんです」。ロマスタの生みの親前代表の新津幸さんが言う。この日は十数家族が参加して、収穫したサツマイモと、隣の畑のおじさんが差し入れてくれた大根でみそ汁を作り、親子で輪になって焼き芋をほうばった。 メンバーは約50人。子どもを入れて130人くらいになる。普段は公園で遊んだりするほか、ハロウィンパーティーで仮装コンテストをしたり、親子で工作をしたり。メンバー以外を対象にしたイベントも企画するなど、会員も活動範囲も全県に育った。 「今の若いママたちに、もっと楽しめるよ、と呼びかけたい」と現代表・今津絵里奈さんは言う。 とはいえ、親の自分本位な遊びには眼中はない。会のコンセプトは子どもが中心。 「季節感や昔ながらの伝統、子どもの成長の基盤になるようなものを取り入れたい。繁華街を歩いてカラオケに行かなくても楽しいことはいっぱいありますよ。」 インターネットや携帯サイトで活動内容を紹介したところ、全国各地の子育てサークルから問い合わせが来る。 イベントで知り合った南アルプス市商工会課長補佐の渡辺さんは「行動力があるのに礼儀正しくて、見た目とのギャップがすごい」と舌を巻く。 ロマスタの活動を見守り、アドバイスを送っている大日向雅美・恵泉学園大教授(心理女性学)も「子育て支援の有望なグループだと期待している」と話す。 「行政への要求型の活動に怠ることなく、自分たちにできることを自分たちでやろうという態度に感心する都会型のパーフェクトママでもなく、頭でっかちでもない、地に足のついた豊かな発想力がある。 今風のファッションも、彼女たちのユニークな発想を行動力の表現の一つでしょう」 2009年12月1日掲載 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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