選考経過
地域密着、時代反映･･･
応募３４２団体評価様々
「選考委員は、委員長で東京大名誉教授の小林登さんをはじめ、恵泉女学園大教授の大日向（おおひなた）雅美さん、京都大教授の子安（こやす）増生さん、大阪市立大教授の山縣文治さん、コンサートプランナーの頼近美津子さんの５人。
今回は、これまでの実績と活動の独自性、先駆性などが評価の対象となる大賞と、活動歴が短くても将来性や支援の必要性などを重点的に見る奨励賞について、募集を分けて受け付けたのが特徴。今年６月１０日の募集締め切りまでに、それぞれ１９６団体、１４６団体が応募した。
読売新聞大阪本社内で予備、１次の選考委員会が開かれ、大賞候補として８団体、奨励賞候補１４団体に絞り込まれた。９月１２日に開かれた最終選考では、委員が積極的に意見を交わした。
「ROMANTIC MOTHERS STYLE」は、子育てで孤立しがちな若い世代の母親たちが、自らの体験を踏まえて同世代の組織づくりを進めており、「活動が大きく広がる可能性がある」と共感を呼んだ。
若いお母さんたちの集まりで、私たちの世代にはふれ合う機会が少ない存在ではあるが、大きな可能性を秘めている。子育ての方法を、接ぎ木の形で次世代につないでいってくれそうだ。そういう活動を、私たちがサポートしていければ、と思う。」
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