2010年03月25日(木)
【山梨日日新聞ﾏﾏｻｰ県の枠を超えて活動】
“ママサー、県の活動を超え活動(子育て事情交換/地域で認められる存在に)”
南アルプス市を拠点に活動する「ロマンティックマザーズスタイル」が中心となり、全国のママサークルネットワーク「マザーズスタイルプロジェクト」を立ち上げ、連携した取り組みを始めた。
今月には都内でフォーラムを開催。
積極的な活動内容から全国的にも知られる存在となり、今回実行委員長を務めたロマスタの新津主宰は「ロマスタの活動のノウハウを提供し、ママサークル全体の活動を底上げしていきたい」と話す。
ロマスタは専用サロンを運営しながら、親子が楽しめるイベントなどを実施している。
企業や行政から支援を受けたり、連携したりした事業も多く、全国のママサークルから「サークル作りや活動の方法を教えてほしい」という相談が寄せられてる。
「全国的にママサークルは増えているが、活動実態がなかったり、ステータスになると思っている人もいる」と指摘。
今風ファッションのママサークルは目立つ分、「マナーがなかったり、中身がなかったりすれば悪い印象を持たれてしまう」と危惧する。
ロマスタでの活動を通し、「お母さん同士や、お母さんが社会とつながることで、地域に活気が出る。それが、楽しく子育てできる環境づくりになっていく」と感じ、「地域で認められるようなしっかりとした中身のある活動をしてほしい」という思いがあったという。
同プロジェクトには現在約30団体が所属。
全国の活動がレベルアップすれば、「ママサークル自体の価値がもっと世間に認められる」という期待もある。
会員制交流サイトの運用も始めた。
全国ネットによって、地域で異なる子育て事情や遊び場の情報交換などもできるという。
各サークルの運営力を高めるため、メンバーに企画立案を呼びかける。
「横のつながりを強め、全国ネットの大きな力を生かした活動をしていきたい」と話している。
【山梨日日新聞/すくすこ15面】
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