「俺は…ショタコンというやつなんでしょうか…」 「…えと…一体何言ってるのかなウェラー卿は」 一瞬驚いたような顔をしたものの、猊下は次の瞬間には少し呆れたような溜め息を吐き、落ち着いたいつもの顔に戻りそう聞いてきた。 「とりあえず、話をするのならお尻を撫でてる手を止めようか」 冷静な突っ込みも忘れずに。 「はは」 そんな彼に俺は苦笑する。 「ここまで僕の服を剥いたのがきみで、それでもってこんな状況の時に言う言葉かな、それ?」 話をする前までは多少の甘い雰囲気もあったのに、途端に思考モードとなってしまう彼は、俺を真っ直ぐと見つめて聞いてくる。 俺の言葉を待つ、俺の真意を聞き入れてくれる意味で、もぞもぞと俺の腕から逃れ姿勢を正す彼。 恋人同士の艶事時に、他の者では一別されてしまいそうな質問を、こうも律儀に聞き返してくれる。 もちろん俺がただの冗談やら何やらで言ってきたのならば本当に呆れられたり流してくるかもしれないが、今のこの言葉は違うと気付いてくれた。 俺にとっては冗談でもからかいでもなく、ある意味お悩み相談のようなものだったから。 俺が、どういう意図で言っているか、言葉の背景にあるものまで理解してくれようとする聡明な彼…。 そんな彼が、俺はとても好ましく思っていたりもする。 その瞳はいつも通り穏やかで、何でも受け入れてくれそうな優しい色合いに、そんな彼だからこそ、俺は甘えて、つい言わなくてもいいようなことまで言い過ぎてしまうらしい。 彼だって、同じなのに。 ユーリと同じ歳の、眞魔国で言えばヴォルフとも同年代のようなものの、ほんの子供。 本来ならば、こんな感情を抱くような対象ではない、子供。 猊下はユーリやヴォルフ達と比べても筋肉もなく細く小さく尚か弱い存在なのに。 なのにこんなにも色気を感じ、惹きつけられ煽られて仕方がないのはやはり…。 「あなた相手ならば、ショタコンも悪くはないかもしれませんがね」 「何それ?」 「お教えしますよ」 これからたっぷりと、あなたへの愛を込めて…。 ****************** コンラッドショタコン疑惑、自らぶっちゃけちゃってますw でも、見た目だけで見ても差があるし、更に魔族と人間では100歳ぐらい歳が離れていると思うと、次男やヨザ等の大人と地球の子供組のかぷの場合はかなりのショタコンに見える…^^; 村田さんは冷静に返しますw 自分の駄目な面でも見せても呆れられないという想いがあるから、次男はそんな村田さんをとても嬉しいのだと、想いをぶっちゃけ過ぎてますがw <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
[編集] |