俺の生涯仕えると誓った主であり、育ての息子的存在であり、そして…今は俺の恋人でもある存在…。 クリスが誕生日を迎えたその瞬間…。 「……」 すーすーという静かな寝息が聴こえる。 今日は急な会議やら執務やらが特に忙しかった。 夜も更けた頃クリスは自室へは帰らずに俺の部屋へやってきた。 だが仕事も終わり俺の前で気が抜けたのか、そのまますぐに寝入ってしまった。 まだ正装をしたままだ。 それ程疲れたのだろう。 本当に、クリスはよくやってくれている…。 ひと回り以上歳が離れたクリスが、とても大きな存在に見える。 そんなクリスが安心して寝入ってくれる場所になれているということを、嬉しく思う。 愛しい愛しい存在のその頭の頂きには、黄金の冠が見えるかのようだ…。 さらりと銀髪を撫でる。 12時なるまで起きていられなかったから、おめでとうはクリスが起きてから、おそらく朝になってからだな…。 「おやすみクリス…」 俺の…、一番大切な……。 ****************** 来栖お誕生日品…のつもりです…^^; 王様になって何だかんだ言いつつも難しい執務とかもしっかりと憶えてこなしていって、王としての責任感もしっかりと持っている来栖は本当凄いと思います>< そんな来栖が一番安心出来る、安らかに眠れる紫苑さんの傍…というのはとてもいいと思います^^ 2人にはずっと一緒にいて欲しいと思いますv <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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