僕はゆっくりと上着を脱ぐ。 「うわわっ、杏里ちゃんっ!」 途端慌てて顔を赤くしてしまう僕の好きな人。 恥ずかしい気持ちもあるけどでも…。 今日こそは、ちゃんと僕の気持ちを言いたい…。 だから分かってもらうんだ。 本当の僕自身を知ってその上で受け入れて欲しいって思うから…。 「幸彦さん…」 僕は彼の手を掴み、そうして自分の胸元へと持ってくる。 「あああ、杏里ちゃんっっ!!?」 すぐさま手をどかそうとした幸彦さんに、 「逃げないでっ!」 声を張り上げる。 「!!?」 僕の、上着を脱いだ上半身はシャツ1枚のみだ。 他にブラジャーなんかつけてやしない。 当たり前、僕は男の子なんだから…。 「お願い幸彦さん…。もっとちゃんと触って…」 口から出る声色は、こういう台詞に有りがち甘いな響きなどとは程遠いものだ。 必死に彼に訴える。 「あ、杏里ちゃん…」 「お願い、『僕』を見て…」 全部見て、知ってもらいたい。 本当の僕を、僕が男の子だって知って欲しい…。 再会したばかりの、呆れるようなばかりな気持ちとは違う今。 だって僕は、本当に幸彦さんが好きになっちゃったんだから…。 だからねえ、お願い幸彦さん。 大好きだよ…。 ****************** 杏里ちゃんお誕生日品…のつもりです…^^; 杏里ちゃんが彼を好きだからこそ、 勇気を出して自分のお胸を触らせて、自分が男だと認めさせようと実力行使に出ますw もしかしたらひんぬーだって思われそうな可能性もあるけど、そうなったら下を触らせるか見せるかしかないね…w そうすればもう言い逃れは出来ないw <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
[編集] |