ヌラッピの日記ヌ

2017年3月6日(月)
【蛙の子】

幼い頃から…
凄く嫌いだった…
この人の話はつまらない
そんな風に感じていた…
どんな空間でも
その人が会話に入ると
最後には 必ず
聞いていて疲れる話になる
本人以外…

そして…
自分はその人の子供だ…

父親は、自分が小学校の中学年くらいの頃に単身赴任で家からいなくなった…
そのせいもあって 家に居た頃より関わりは薄くなり
自分にとっては他人のような存在で…
ただただ…
嫌な存在だった…

家に居なくとも
毎日のようにかかってくる電話…
呼び出し音がなるだけで
嫌で嫌でたまらなかった

高校生になり
自分が携帯を持つようになるとそこにもかかってくるようになった…

携帯がなる度に 異常なストレスを感じた…
何度も携帯をへし折ろうかとも考えた…

本当に同じ空間にいたくない
声を聞きたくない
絶対にああならない…

ずっとずっと…
そう思って生きてきた
生きてきたはずだった…

なのに…
この二年…父親と同じ家で過ごして気付いた…

似ている… と…

全てがというわけじゃない
タバコやテレビは
自分は嫌っているし
興味もない

そういう部分ではなく…
もっと根本的な…
どうしようもない部分が…
似ている…

ふとした時
似ていると気付いて
その度にストレスがかかる
もの凄く嫌な感じがする

そして…
自分がアレに対して感じていることが
周りの人間が自分に感じていることなのだと考えてしまう

話すだけで疲れる…
当の本人は 相手のためだと思って言っている…
その実は… 相手を傷つけているだけ……

それが自分…
当たり前なのかもしれない
そんな方法しか… 見てこなかったのだから…
まるで虐待のループだ
虐待を受けた子が親になったとき、再び虐待をしてしまう確率が高い
それは、そういった方法しか知らないからだ…
これに凄く似ている…

そして…
アレの存在を感じる度に…
自分は誰かのそばに居ていい人間じゃないと考える
どんなに想っても相手を傷つけるだけ……

自分や母さんがずっとずっとストレスを感じて辛い思いをしたように……
自分もまた、どんなに想っても、相手にそんな感情を抱かせることしかできないんじゃないかと…

所詮… 蛙の子は蛙なのだから…





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